24回目となりました! 「これでいいのか」/致知7月号社内木鶏会を開催

致知&木鶏会、読書会

加藤滋樹です。

今回で24回目の社内木鶏会になります。ありがとうございます。
丸2年を数えることができました。仲間に感謝です。

「人の良いところを見つける」
「真剣に対峙する」
「強みは何か、力をつけなければならない」
等々、社員の皆さんと読後感について語り合うことができました。

以下に小生の感想文を転記いたします。
ご高覧をいただけましたら幸いです。

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特集総リードには、「人心が病み、衰弱しているということに尽きるのではないか。人心を潤し、高めていくことこそ喫緊の課題」とありました。

また、P33では田口先生が盛んに石田梅岩を引用しておられた。都鄙問答(とひもんどう)をはじめとする梅岩に関する書籍について、6年ほど前にかなり貪り読んでいた。石門心学の真髄は、建社会の儒教倫理に沿い、「職能として士農工商それぞれの社会的意義を考えていること。そして、経済と道徳の一致を説き商人にも流通の役割の価値を見出し、利益を追求することの正当性を強調している点にある。梅岩もまた、私たちと同じようにマーケティング活動を打ち立て、何よりも考えだけでなくその自らの実践を重んじておられるとともに、門弟たちとの定例会を開催し心情普及につとめておられました。

また、「働き方改革から、働きがい改革へ」では、P57において大田さんが「リーダー教育はすぐに始めるべき」と仰っていた。この点は大いに当社において励みをいただきました。

「仕事と人生におけるドラッカーの教え」では、働きがいの3つのポイントとして「生産的な仕事」「フィードバック情報」「継続学習」を述べていた。「マネジメントの理想的な姿」であり、その評価指標として「何か重要な決定をする際に、その期待する結果を書き留めておかなければならない」と事前のアウトカム把握を述べていました。

特集総リードにあった「人心を潤す」、石門心学の経済と道徳の一致と実践主義、大田さんのすぐに取り組むリーダー教育、事前の期待把握。すべての基礎は小生の自己修養であり、ブーメランのように小生に跳ね返ってきます。大いに自省としたい。

最後に、先日訪問した武蔵一宮である「氷川神社」にていただいたおみくじには、「私欲を持たず、人のためにつくせば、末には大吉を得る兆(うらかた)なり」とありました。
「日本でいちばん幸せを感じられる会社をつくる」という志を燦然と掲げても、まだまだ覚束ない、そして力不足の現実もあります。

「未完の我」に向かう旅路であり、「これでいいのか」と問い続ける大きなヒントをいただきました。
 

当社コラムをご覧いただきありがとうございました。
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