8月号致知「覚悟を決める」/3年目に突入!第25回・社内木鶏会を開催しました

加藤滋樹のつぶやき(人づくり×マーケティング), 致知&木鶏会、読書会

25回目の社内木鶏会となります。ありがとうございます!

今回のテーマは「覚悟を決める」です。

「命や時間は無限ではない」
「親しい人には成長して欲しい」
「心に錦を飾る」
等々、社皆さんと読後感について語り合うことができました。

以下に小生の感想文を転記いたします。ご高覧をいただけましたら幸いです。

今回のテーマは「覚悟を決める」

特集総リードでは、タビオの故・越智直正氏の「いまいる場所で花を咲かす。恩ある人の恩義には生涯尽くす」という運命を拓(ひら)いた覚悟のことば、森信三先生の「人はその一心だに決定すれば、いかなる環境に置かれようとも、いつか必ず、道がひらけてくるものである」が心に響いた。

中嶋涼子さん、小澤綾子さんとの対談「バリアフリーな社会を目指して」では、「夢や希望って、大人になるにつれて心の奥に閉じ込めてしまいがちですけど、私はそれを諦めたくないですね」「絶対に諦めないって覚悟を決めて生きると、毎日がとても楽しくなる」という部分に共感しました。私が学生時代に抱いていた社会に対する漠然な不安感と、しかしながらそれを凌駕したいと思う自己実現への自負心を思い出しました。

フォーバルの大久保秀夫会長、アチーブメントの青木仁志社長の「覚悟からすべては始まる」では、大久保氏のご病気と懸命なご復帰にむけてのご努力のエピソードに心を打たれた。またその上での達観をされた、P59「あなたと出会えてよかった」「どんなに苦しくても正々堂々と自分の信じる道を貫ける人でありたい」という言葉、P75・尊敬する八天堂・森光社長のエピソードにある「志を持って本気で打ち込んでいる人間を、周囲は放っておかないでしょう」、P103ドラッカー学会・佐藤等先生の志を立てることとして「世のため人のために役に立つ人間になると発心することです。理想をもち二度とない人生を生きること」には本当に勇気をいただいた。

さて、みなさんご存じのように、7月16から18日に、海抜ゼロメートルの海岸から富士山山頂までを踏破する「ゼロ富士」にチャレンジし、何とか完遂することができた。フィジカルの面としては、もちろん、一人で歩いたことに間違いはないのだが、はっきり言って本当につらい時間帯が何度もあった。一日目の後半は大雨かつ高温多湿の中であり、何をやっているのか自分でも良くわからなかった。二日目三日目も一日目の消耗が抜けず、全く足が前に出なかった。それでも、トボトボと歩きながら、前に、上に進むことができたのは、社内SNSに様子を送りながらコメントをもらっていたからであった。歩いていたというより歩かされていたのであった。

何に感謝するか、何のために生きるかを本当に考えさせられる旅路であった。

森信三先生の「一心」とはもちろん「日本でいちばん幸せを感じられる会社をつくる」である。今号は小生の心に勇気をいただいた。また、越智さんが「靴下が私を選んだのだ」と仰ったように、小生にとってもこの志を自分が発したのではなく、「この志が自分を選んで出てきてくれたのではないか」と思うようになった。ここ想いをさらに強いものとして経営に邁進していきたい。

当社コラムをご覧いただきありがとうございました。
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