第21回 介護木鶏会『致知8月号、覚悟を決める』を開催しました/錦織靖生

海外人材事業部, 致知&木鶏会、読書会

錦織靖生です。

マイハート倶楽部・社長の石原陽児先生との共催にて、オンライン読書会「ご縁をつなぐ介護木鶏会」を開催しました。21回目となる今回は、介護施設の施設長や人事の責任者、看護師さんケアマネージャーさんなど9名の方々ご参加をいただきました。

※木鶏会の木鶏とは、中国の故事で「全く動じない、木彫りの鶏のような境地」のこと。
読書会に参加されたリーダーの方々や、所属するスタッフの方々の人間力を高めることが目的の読書会です。

「覚とは気付くということ」
「後悔したくたいという想いで独立した。道をひらく覚悟」
「現場でも気付く力が大切」
「あえて経験したことのない分野に挑戦したい」
等々、今回も素直な読後感を共有することができました。

以下に、私の感想文をアップしました。
ご高覧いただけますと幸いです。

「覚悟を決める」とは自分の意志を信じる方向に持っていこうという心のスタンスだと思いました。

36年間生きてきた中で、振り返ってみると本気で覚悟を決めた瞬間は2回ありました。

1回目は、脊椎動静脈奇形という難病を医師から告げられ、手術台に上がった時です。完治することがないとわかっていましたが、少ない希望の中、いざ手術を受けた時は覚悟を決めたのを覚えています。
麻酔が解けた時に、何もできなかったと告げられ時は絶望感に苛まれ、生きる意味を失いました。
そこから10年経ち、病気は治っていませんが、周りに助けられ、気持ちは回復していきました。
「なんとか這いあがろう」と生きる覚悟を決めたのだと今は思えます。

2回目は起業した時です。
難病もあり、家族もいて勤めている会社を辞めて独立するのには本当に覚悟を決めました。

振り返ってみると、誰かに背中を押してもらって決断したことは、その後にブレてしまったり、他人のせいにして逃げ場を探したりしていた自分がいました。
やはり、自分で覚悟を決ると自分で責任をとるようになったと思います。

周りの環境にも恵まれているので、本気で覚悟を決めてやっていくうちに、これまでに得た経験や知識を生かして、 何があってもブレないものを見つけることができました。

それが「錦を飾る」です。

私に何があっても揺るがないものを人生で得ることができたのは、生きていく上で、とても大切なことだと感じています。
自分で責任をもち、後悔しないように方向性を定め、人生の質をあげていきたいと思います。

当社コラムをご覧いただきありがとうございました。
木鶏会での取り組みにご興味のございます方、人材の採用や定着にお困りの方は、お気軽にこちらの無料相談フォームにお寄せいただけますと幸いです(1分でご回答が可能です)。

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