「人生の成功不成功のみならず、経営の成功不成功を決めるのも人の心」 第9回、社内木鶏会を開催しました

加藤滋樹のつぶやき, 致知、木鶏会

加藤滋樹です。今月も有り難いことに木鶏会の機会を持つことができました。
致知出版社様ホームページにおける木鶏会の解説はこちらです)

今号の致知のテーマは「稲盛和夫に学ぶ人間学」。
参加者からは、
「強烈な願望から発露する素直な心」
「チャンスとチャレンジ」
「正しいことを行う」
「強さと不屈さ」
「自らの心に向き合い、正しいことをする」
等々、稲盛氏に所以する率直な読後感を共有することができました。

今月も小生の感想文を記載させていただきました。
お読みいただけましたら幸いです。

今回のテーマは「稲盛和夫に学ぶ人間学」です。

「稲盛和夫に学ぶ人間学」、全体を通じた今回の要旨を「一言でいうと何か」について、考えてみると、「自らを知る」ということにたどりつきました。
自らを知る。
その考えに至った所以を、3つの文章を取り上げながらご紹介して参ります。

巻頭の言葉、JFEホールディングス名誉顧問・數土(すど)文夫先生『人を知るものは智なり、自らを知るものは明なり』では、「今は情報の溢れた時代です。このため自分はいっぱしの物識りになったという錯覚に陥りやすく、安易な行動に走りがちになりますが、これは危険であり、有害にもなります」と述べた上で、冒頭の「老子」のことばの解説として「他者について知ることは重要ですが、自らについて知ることはさらに重要であり難しいことでもあります」と述べておられました。

藤尾社長の特集総リードで印象に残ったのは、まず、「よし、俺と一緒に泳ごう、背中につかまれ」の部分です。気概はあっても、私にその気概を表現できていたか、を反省しました。次には、「人生の成功不成功のみならず、経営の成功不成功を決めるのも人の心」。そして、「災難や苦難に遭ったら、嘆かず、腐らず、恨まず、愚痴をこぼさず、ひたすら前向きに明るく努力を続けている。これから将来、良いことが起こるためにこの苦難があるのだと耐え、与えられた苦難に感謝すること」とありました。

自分自身、本日のような参加者との繋がりにおいては感情もロジックも重視するのですが、通常は社員やパートさん各々が現場に入っており顔と顔がつながっていないため、同じ事柄でも「○○さんは良くて□□さんはよくない」といったことにならないよう、定性的より定量的、情より理を重視してしまいます。理(ことわり)も大切ですが、私自身の前向きな気持ちの表現について、考えさせられました。

気持ちという点では、私の気持ちの背景について、あまり語ることはありませんでしたが、少しだけご紹介をしたいと思います。

mobility careerはサラリーマン時代には考えられないリスクを負って買い取りました。持株会社であるmobility visionは初心を忘れないという意味合いを会社名につけました。そして今回、ポケットクローバーも新規事業展開に向けて、4月6日にリスクを負って増資しました。そして、新しいオフィスについても「最後はエイヤー」の気持ちで、歯を食いしばって、費用をかけて施工することにしました。

普段、割合と冷静で、実際は冷静にみえるだけかもしれませんが、どの会社、どの事業であっても、自分の子供のように嬉しいこともあれば、まさに身が削がれるような痛みを感じることもあります。

そのようなことを考えていると、ふと、過去にメモをした、以下のような詩が思い出されました。最後に紹介したいと思います。

生きるという事、傷つくという事
生きるという事、失うという事
生きるという事、裏切られるという事
生きるという事、笑うという事
生きるという事、泣くという事
生きるという事、もがくという事
生きるという事、誰かを、何かを愛するという事

ここに、「自らを知る」の境地があるような気がします。

これからも自己探求を深めつつ、事業を愛し、関わっていただける皆様を愛し、「日本でいちばん幸せを感じられる会社をつくる」という未来に向かって実践を続けて参ります。

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