コンサルティングや業績向上などマーケティングの業界で話題となっていることばに「OKR」というキーワードがあります。

OKRとは、Objective and Key Resultの頭文字からとっています。日本語に直訳すると「目標と主要な成果」となります。
Google、Amazon、国内ではメルカリなど、飛躍する企業の共通意識とされています。

簡単に解説を書きますと、OKRとはチームの目標設定や管理、個人の目標を明確化する仕組みのことを指します。
以下の2つの質問の答えがOKRといえます。
1 目標は何か、すなわち私たちはどこに向かおうとしているのか?
2 前進していることが分かる成果は何か、私たちは目標に近づいていることをどう把握しているか?

具体的には「O(Objective、目標)」とKR(Key Result、主な結果)と二つに分けて考えていきます。
はじめの「O」は成し遂げたいこと。たとえば、「イベントを成功させる」「ヒット商品を発売する」「世の中に愛される曲をつくる」などです。OKRにおけるOとは、メンバーがワクワクするような定性的なものがふさわしいといえます。
一方、それに対する「KR」とは「来場者1000人」「1日100万円の売り上げ」など、数値で示すことができる指標を設定します。

OKRが意図するところは、単なる「数字や業績」といった無機質なものだけではなく、もっと有機的で温かい意識も包摂します。

最後に、私たちのOKRをご紹介します。
Oは「日本でいちばん幸せを感じられる会社をつくる」、KRは仲間を増やしていく目標として「1週間で5名と面接をする」という数値管理をしています。

今週は皆さまのご支援のおかげで面接のご予約だけで、5名/週の目標は達成しそうです。しかし、ただ単に数字や実績を稼ぐだけなら簡単ですが、私たちはそれ以上のことを求めていきたい。新しい仲間、お取引先の企業さん等々、皆さんから「mobility design でよかった」と思えてるような対応を心がけていきたいものです。
それでは今週もよろしくお願いします。

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