ブレインストーミング、4つのルール

加藤滋樹のつぶやき

例年より半月以上早い梅雨入りと言われておりますが、いかがお過ごしでしょうか。私どもの会社では6月より新たな会計年度がスタートしました。また、半年間にわたるプロジェクトであった本社オフィスの移転も完了しました。前年度は予想できないことも多々ございましたが、このように心機一転、新しいスタートをできますのも、ご縁をいただいた方々、拙稿をご覧いただいております方々のお陰でございます。

さて、先週から、ブレーンストーミングについて取り上げています。通称「ブレスト」は、長年にわたり世界各国にて活用されているので手順については様々です。しかし、振り返ってみるとブレストの根底にある原則は4つではないかと確信しています。今回は改めてその4つの原則を紹介して参ります。

一番目の原則は「批判しないこと」です。ブレストでは、他の人が出したアイディアを批判してはいけません。批判や否定といった行為が自由なアイディアの創造を制限してしまうからです。まずは、アイディアを出し続けることに集中し、アイディアの評価や判断をしないことです。

二つ目の原則は「自由奔放に考えること」です。私自身もそうですが、何かを発言するときには、「良いことを言わないといけない」という心理が働いてしまいがちです。しかし、ブレストでは、そのような心理が一番邪魔になります。なぜならブレストでは、普通ではない、奇抜なアイディアが歓迎されるからです。「こんなくだらないアイディアだけど良いかな」と思ったことでも、どんどん発言することが正解です。斬新なアイディアこそが新たなアイディアを誘発します。

三つ目の原則は「質よりも量」です。発明王といわれるエジソンの場合、1093件の特許を発案したにも関わらず後世まで世に知られれている物は僅かです。このエピソードは、良いアイディアを生み出すためには、量が大切であるということを如実に物語っています。選択肢の数とアイディアの質は比例します。

四つ目の原則は「他の人に便乗すること」です。私が一番重視したいことはこの原則です。すなわち、「新しいアイディアはすでにある要素と要素の組み合わせ」から生まれます。そのため、他の人のアイディアに別の要素を付加したり、他の人のアイディアを少しだけ改善する便乗が歓迎されます。

ストーミングとは嵐のこと。他の人たちに便乗してアイディアという嵐の勢力を拡大していくことが望まれます。

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