「当たり前のこと」を伝える

加藤滋樹のつぶやき、「人づくり×マーケティング」

「当たり前のことを伝える」

前回の拙稿ではこのことの重要性を書きました。成果の上がらないホームページ、チラシなどの媒体、パワーポイントのスライドなどには、相手が知りたい「当たり前のこと」が書かれてないことがあります。「記載するスペースがない」「話している時間がない」「こんなことは分かっているだろう」と割愛してしまう気持ちも理解できます。「何も訴求にならないだろう」「書かなくても分かるだろう」っといったスタンスで記載されていないかもしれませんが、知りたい内容が無いと相手は心配をしてしまいます。

私たちにとっての当たり前は、お客様にとって当たり前ではないことが多々あります。提供できる価値が伝わっていないとしたら勿体無いことです。当たり前のことでも記載があると不安を拭い去ることができるので、伝えていく努力をしていきたいものです。

そこで、今回はその当たり前のことを伝えていくために、忘れてしまいがちな事項について具体例を示していきます。

1 スライドのタイトルはお客様が知りたいことになっているか(自分達の伝えたいことになっていないか)
2 プロフィール
3 私たちは何を考えているか(会社の理念や指針など)
4 商品やサービスを開発に至ったきっかけ
5 提供できる商品・サービス
6 対応エリア
7 見積や初回相談は無料であること
8 発注前ならばキャンセル料金は発生しないこと
9 発注後に商品やサービスが提供されるまでの流れ
10 同業界内では常識として提供しているが、一般の方は知らない標準的な付属装備
11 保証期間

例えば、「提供できる商品・サービス」というと、「当然記載がある」と思われるかもしれませんが、意外と明示されていない場合があります。提供パターンが多少異なる場合や、エリアが異なる場合に仕様が変わってしまう場合など、一覧としてご案内を差し上げる必要があります。

しかしながら、いくら点検したところで私たちの会社でもお客様目線で見てみると、この「当たり前」が意外と抜け落ちています。そして、その解決策は「リハーサル」の一言につきます。ここで注意したいことが、社員や身内などすでに関わっている人が相手ですと、どうしても「当たり前」目線になってしまうことです。社外やチーム外の方などを交えて、「初心者の目線、全く商品やサービスを知らない人の目線」で見てもらい、率直なコメントをいただくことが肝心といえます。

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