新たな学びと協働の場に向けて・・・「致知人間学認定コーディネーター養成講座」が修了しました

加藤滋樹のつぶやき(人づくり×マーケティング), 致知&木鶏会、読書会

昨年の七月三十日からスタートした「致知人間学認定コーディネーター養成講座」が修了しました。
最終講となる昨日と本日は致知出版社のセミナールームにて、初のリアル開催でした。

参加するご縁をお繋ぎいただいたヒューマニティ・マーケティング社の池田篤史さん、そして私たちの社内木鶏会と介護施設のリーダーの皆様との木鶏会をサポートしてくださっている致知出版社の板東潤様をはじめ素晴らしい社員の皆様にに心より御礼を申し上げたい。ありがとうございました。

また、快く送り出してくれた社長や社員の皆さんにも感謝感謝です。
得てして「これに参加すると会社に何のメリットがあるのか」と目下の経済的な視点のみ、損得勘定のみで研修会などを判別してしまいがちですが、ご縁のある方々へ提供できる価値、私たちの志との関係性、そして何よりも日本をよくしていくために必要である、ということを送り出してくれた役職員が理解してくれていたのだと思うと、本当に頭が下がる思いです。

さて、今回のエッセイでは、三つのことを述べたい。一番目は、読書会を縁ある人達と共に学び共に成長していくという運営の習得、二番目は、藤尾社長のご講話や先哲の書籍からの学び。そして最後は、今後の決意です。

一番目として、月間致知においてもドラッカーと人間学をテーマとした連載をなさっておられる佐藤等先生、清水祥行先生からは、目から鱗の運営方法、ファシリテートスキル、縁ある人たちに気づきを提供するスキルを学びました。
特に、相手の想いを引き出し自己変容につなげていく「問い」を考えるポイントとして「人間学の原理原則との関係性」「実践を促す」「人間力を高める助けとなる」といった三つの構成を習得した。
これは、読書会のみならず、私たちの会社においても、自律的に物事に取り組む姿勢、そして格物致知の大切さを伝えていくために、本当に有益な教えでありました。
また、先哲の言葉を引用する際に、「述べて作らず」と教えてくださったことも、どうしても自分の経験談や学びをひけらかしてしまいそうになる私を自制してくれるありがたい教えであった。

二つ目として、藤尾社長の講話や先哲の書籍を読み、私自身の人間力を高め、人格を高めるために、実践につながる多くのことを学ぶことができました。
二宮尊徳先生の「最善観」、森信三先生の「人間は、お互いに天からの封書をいただいてこの世に生まれている。そこには自分がこの世に派遣せられた使命の内容が書きこまれている。少なくとも四十歳までに、天から拝戴した封書をみずから開封ししっかり読み取らねばなりません」、平澤興先生の「若い人の燃え方は花火式で耐久力に乏しい。老練な人は奥殿に灯るご燈明のごとく静かではあるものの、明るさと粘りがある」​、藤尾社長からの情熱のこもった「熱と誠、実践、一筋に続ける」といった数々の名言から、本当に私に勇気をいただいた。
コロナ禍で困難な時期であるからこそ、自らの経験と重ね合わせて深く学ぶことができた。
私自身の逆境があったからこそ、この学びが本当に血肉にできたのだと思う。逆境に感謝したい。

最後に、これからも素晴らしい会社が永続していくために、縁あるリーダーに人間学の素晴らしさを伝えていくために、修了が本当の意味でのスタートです。
今回を契機として、社内木鶏会、介護に関わるリーダーさんとの木鶏会をパワーアップさせていくとともに、今後予定している読書会に人間学の素晴らしさを伝えていくことに全力を傾けていきます。

ご縁をいただいたみなさま、共に学ぶ機会をいただいた皆様、本当にありがとうございました。

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当社コラムをご覧いただきありがとうございました。
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