「生き方の法則」/致知10月号・社内木鶏会を開催しました

致知&木鶏会、読書会

加藤滋樹です。

27回目の社内木鶏会となりました。
今回のテーマは「実行するは我にあり」です。

「病気になったからこそ、良い考えを知り、感謝の心を学んだ」
「人間は本物に痺れなければならない」
「自分のやりたいことに責任を持とうと思う」
等々、社員の皆さんと読後感について語り合うことができました。

以下に社内木鶏会で発表した小生の感想文を転記いたします。ご高覧をいただけましたら幸いです。

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今月号の致知のテーマは「生き方の法則」でした。「生き方の法則」全体を貫くものは何か、自分なりに本誌を読んで考えてみました。冒頭の特集総リードでは「心」という表記がありましたが、それをさらに小生なりに突き詰めていくと、「人生に起きてくる全ての物事を前向きに受け入れていく心」といえるのではないかと思いました。

以下、小生の心の琴線に響いた言葉をご紹介したい。

特集総リードでは、「ばからしいとか、いやだなあという、にごった心をすっかり取って、感謝と歓喜で引き受けるなら、辛いことほど徳になる」という常岡一郎の言葉があった。大学在学中に結核にかかりつつも、参議院議員や宗教家・文筆家として活躍した氏の生き様を学ぶことばである。

青山俊董さんと横田南嶺さんの対談では、P15青山さんの「自分からせせり出ては駄目だよ。せせり出てはいけないけれども、人に求められたら素直に誓願としてやらせてもらいなさい」や工藤勇一先生の「上から目線のリーダーが嫌い」は、いつも自分が心がけていることであったし、思い返してみると、小生が亡き祖母に教わったことと同じであった。

柿の実幼稚園園長の小島澄人さん「みんな違ってみんないい」では、「ああ、私はこの子たちに活かしていただいている」という言葉が光っていた。使命感をもとにした激務から脳梗塞にかかられるのですが、そこからの最高のリハビリが園児たちとの触れ合いということには本当に感動した。

また、佐藤等先生の「ドラッカーの教え」からは、「その結果は混合ではない、一体化である」というメッセージは以上を包摂する考え方であった。

これらから思い返すことは、尊敬する修養団・寺岡賢先生の「九(苦)の先に十(充)があり、十九(とく・徳)を積むことができる」という言葉である。苦労を受け入れていくことこそに、その先の成長があり、徳があるということである。

今号は、私たちの行動指針であり、松下政経塾の金子一也塾頭にいただいた「すべてを受け入れ、すべてを生かす」につながる大きな応援をいただいたと解釈しました。引き続き、このメッセージ・指針を旨に精進を重ねたい。

当社コラムをご覧いただきありがとうございました。
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