社内研修会・読書会「積み重ね、積み重ねても、また積み重ね」第13回社内木鶏会を開催しました
加藤滋樹です。
今月も13回目の社内木鶏会の機会を持つことができました。
(致知出版社様ホームページにおける木鶏会の解説はこちらです)
今号の致知のテーマは「積み重ね、積み重ねても、また積み重ね」
「誰にも負けない努力をする」
「感性的な悩みをしない」
「現行一致」
「どうやったら出来るか、自分の環境づくり」
今回も素晴らしいキーワードを共有することができました。
今月も以下小生の感想文を記載いたします。
ご覧をいただけましたら幸いです。
今回の木鶏会で2年目に入りました。13回目です!ありがとうございます。今回のテーマは、「積み重ね、積み重ねても、また積み重ね」
特集総リードと上甲晃先生の記事では、松下幸之助翁の「三十年、毎日毎朝、素直になりたいと祈り続けたから素直の初段になった」とありました。また、8月4日に実際に聴いた上甲晃先生のご講演においても、「30年間、1日も休まずに1400文字のデイリーメッセージを書いてきた」「このことが確かな自信となっている」と仰っていました。
「一つを励めば、すべてが変わる」
自分が一日も休まずに続けていることは何だろうか、そんなことを思い返しました。一つは、志です。
「日本でいちばん幸せを感じられる会社をつくる」
他に何もありませんが、この志があること、日々、新たにしているという自負はあります。
また、もう一つとしては、一日というわけではありませんが、2018年年初より、毎週土曜日に中部経済新聞に1000文字のエッセイを寄稿しているということです。
今回、はじめて過去をきちんと振り返ってみました。現職になる前、コンサルの会社にいたときの2018年は前半半年間が「着眼大局着手小局、経営に求められる人間力」を24回(ここですでに人間力というキーワードを使っていたことに自分でも驚き!)、後半半年間が「経営者のためのコミュニケーション心理学」で28回、2019年は年間を通じて「経営随想」をテーマに51回、2020年は年初から今まで「現代の論語と算盤、人づくりとマーケティングの時代」をテーマに84回。8月21日までで合計187回、187,000文字。小学生の頃に読書感想文で悪戦苦闘した四百字詰め原稿用紙に換算すると468枚となります。
上甲晃先生の「毎日休まず1400文字を30年間」に比べれば足元にも及びませんが、それでも、思い返せば、国語が苦手だった自分が、ずいぶんと積み重ねていく経験をさせていただいたものであり、機会をいただいた中部経済新聞社さんやアイディアを下さっている方々には感謝しかありません。
上甲先生は、「漫然と生きているだけではメッセージに書くネタがありませんので、人の話を聞いていても、電車に乗っていても、朝起きて寝るまで普段の生活すべてがネタ探し。お陰で真剣に生きられるようになったのです」と仰っていました。
私の場合は、日々、現場で書くテーマを探すため、「皆さんが何を課題と思っておられるのか、苦労しておられるのか」という目で、耳で物事を見るようになりました。
最後に、今回のインタビューやご講演にはございませんが、伝記作家の小島直記先生は、「志には三つの条件がある」と上甲先生にお伝えになられたそうで、この話を松下政経塾・塾頭の金子一也先生より15年前に聴いたときから、ずっと私のメモに残っています。
一、人生にテーマを持つこと
二、生きる原理原則を持つこと
三、言行一致
一と二については、日々志を新たにしたり、エッセイを出稿することでできている自信がありますが、三番目については、まだまだです。
志を新たにし実現していくことも、エッセイの連載も、ご縁をいただいた皆様からのご支援がなければなりません。絶対に自分ひとりでは無理です。
皆様方からのご支援に感謝をしつつ、引き続き「人づくりの前に自分づくり」を心がけ、日々新たに頑張って参ります。